ネット証券で選ぶべきインデックスファンドは?

  • 2020年3月5日
  • 投資
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ネットで証券口座を開設したけど、どれを選んだらいいかわからないと尋ねられることが非常に多いので選ぶポイントを考えてみました。

たくさんありすぎてわからないよ…

まずはファンド選びをする前に考えるべき重要なポイント

生活防衛資金を用意しましょう

投資がいくらいいからと言って全財産を投資する事はお勧めしません。失業したり入院して仕事ができなくなることがないとも言えないので、いつでも使えるお金をまずは用意しましょう。

だいたい月の生活費の3ヶ月~2年分と言われますが、6ヶ月~1年程度あればよいのではないでしょうか。

リスクをどれくらい取れるか

リスク考えるのはとても重要です。ここを間違えると、途中で株価が急落した時に不安で下落に耐えられなくなりドロップアウトしてしまいます。

自身がどのくらいリスクを取れるかをしっかり考えましょう。

株式に100%投資するのか、債券にも投資するのかなど投資家によっていろいろな考え方がありますが、手数料や運用効率を考えると株式のみに投資することをお勧めします。

株式ファンドの場合、〇〇ショックや〇〇景気みたいなことがあると30%くらいブレるので、30%ほど下がっても耐えれる金額で投資する必要があります。

考え方としては下がっても耐える事ができる金額の3倍まで投資できると考えてはどうでしょうか。例えば、100万円くらい下がっても大丈夫であれば、300万円まで投資することが可能ですね。

投資先をどこにするか

ここはいろいろな考え方があって好みが分かれるところです。債券にも投資する人もいれば、株式でも投資地域でいろいろ分かれます。

代表的な投資先

・海外株式
(先進国、新興国、アメリカのみ、全世界など)
・国内株式
・海外債券
・国内債券

他にもありますが、伝統的な4資産として上記4つがあります。

運用管理費用が安いもの(低コスト)

ネット証券なら購入手数料は、ほとんどが無料だと思います。最初に購入手数料を引かれてマイナスからのスタートは嫌ですね。

ただ、問題は運用管理費用(信託報酬)です。0.1%ほどから2%以上のものまでありますが、たかが0.5%の違いなどと、侮ってはいけません。
100万円の運用資金でも年間5,000円、10年で50,000円の手数料が掛かります。
基本的には0.5%以下の商品を選びましょう。

まとめ

運用管理費用が0.5%以下のもので、国際分散投資ができるものを選びましょう。私は以下の方法で投資することをお勧めします。

・ 先進国株式と国内株式を6:4
・全世界株式(オールカントリー)

先進国株式と国内株式を6:4
<<eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
<<eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

全世界株式(オールカントリー)
<<eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
<<楽天・全世界株式インデックス・ファンド
<<SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
これらのファンドは、3つのうちどれか1つ買うだけで、ほぼ全世界の株式を丸ごと買った事になります。

このどちらかをするだけで初心者でも、投資でほぼ95点くらいの運用ができると考えて良いでしょう。

先ほども触れましたが、債券を入れるとかいろいろな考え方はあると思いますが、複雑になればなるほど無駄が多くなり余計な手数料を払ったり、管理が難しくなります。

あとは1年に1度、自身のリスク許容度を超えていないかチェックして、調整をするだけです(リバランス)
知っていても実際に動かなければ、知らないのと同じです。

みなさん、楽しい投資LIFEを!

最後まで読んでいただきありがとうございました。