楽天モバイルの新料金プランが発表されて約1か月が過ぎ、4月8日にサービスがスタートしました。
地方に住んでいる身としては「な~んだ、エリアが広がるまでは大都市でしか新料金プランの恩恵は受けられないから当分は様子見だな」と思っていましたが、初日からサービス内容の軌道修正が発表されました。
スマホなどの通信費を削減できれば固定費削減ができます。
楽天UN-LIMITが合う人、合わない人
結論から言うと、今回のサービス内容の変更は、都市部在住の人だけでなく地方に住む人の固定費削減に大きく役立つと思います。
料金は1年間無料(300万人まで)2年目からは2980円(税別)とのこと。大手キャリアだと7000~8000円はかかるので大きいですね。
ただ、2020年4月現在、残念ながら楽天UN-LIMITは、実質iPhoneに対応していないのでAndroidユーザーのみ恩恵を受けることができるようです。
また、楽天UN-LIMIT対応端末が推奨されていますので他のSIMフリーのAndroid端末を使う場合は自己責任となります。
・通話をよく使う
・Androidユーザー
・通信料を節約したい
・データ容量をたくさん使う
・高速通信が必要なゲームをする
・iPhoneユーザー
楽天UN-LIMITのサービス内容と変更点
上記を確認いただければわかりますが、楽天回線エリア以外のサービスが改正になっています。
楽天モバイルでは楽天回線エリア外のパートナー回線はau回線を使用しています。当初は容量は2GBまで、データ容量消費後は最大128kbpsだったため2GB消費後はほぼ使えないので地方在住者にはあまりメリットがありませんでした。
しかし、今回の改正で容量5GB(2020年4月22日~)、データ容量消費後は最大1Mbpsとなっています。
大手キャリア(docomo、au、Softbank)を利用している方からすれば、「5GBでは全然足らない」と言われるかもしれませんが、今回のポイントは低速の1Mbpsです。
4月7日以前も楽天モバイルを利用されていた人はわかると思いますが、基本的に低速で十分使えます。YouTubeも普通に視聴できます。たまに、記事の画像を開く時に少しだけ「カクカクするなぁ」と感じた時に「あぁ、そういえば低速だった」と思い出すくらいです。
実際に地方都市で使用してみた
私の家はWi-Fiがあるため、専業主婦の妻はひと月に1GBも使用しないため、1年間無料ならばと、楽天UN-LIMITを申し込んでいました。
さっそく、妻のスマホを借りて九州の某地方都市をまわって、楽天UN-LIMITがどの程度使えるのか試してみました。
日曜日の午後、S市の駅前に行ってmy楽天モバイルアプリで速度を計ってみました。
駅前に到着してまずは電話してみました。通話はまったく問題ありません。速度は10.6Mbpsとそんなに早くありませんがネット検索や動画もまったくストレスはありませんでした。
また、低速にして計測してみましたが、こちらも不満に思うほどのものではありません。速度は1.1Mbpsでした。
駅前ではあまりにも普通に使えすぎたので、山間部では使えないのではないかと思い近くの山に車で登ってみました。
駅前より速度が落ちて3.7Mbpsでしたがあまり速度が落ちた感はなくネット、YouTubeともに問題ありませんでした。通話も普通に途切れることなく使えています。
さすがに低速は使えないかと思いましたが、1.2Mbpsと駅前とほぼ同じで使い心地もストレスになる速度ではありませんでした。
この計測はあくまで参考程度にしかならないですし、一人ひとりの感覚で違ったり、もっと山奥にいけばまったく使い物にならないという地域もあるかもしれません。
コスパは最高
楽天UN-LIMITもまだ始まったばかりなので、長く使っていくともしかするとシステム障害が起こったりするかもしれませんし、思ったより繋がらないことがあるかも知れません。
しかし、今のところ何の問題もなく快適に使うことができています。妻もこのまま使い続けるでしょうし、改正になりよくなった今、私もUN-LIMITに変更しようと思います。
楽天UN-LIMITに変えるためにスマホを買い換えましたが、楽天市場のスーパーDEALでかなりのポイントバックを受けて買うことが出来ました。
料金が1年間無料なので、これまでの通信費を投資に向ければ将来の資産になりますし、貯金して先々最新のスマホを購入する資金にしてもいいと思います。どうしても楽天UN-LIMITが合わない人は解約金もないですからすぐに元のキャリアにも戻れますしね。
お金の使い方は人それぞれですが、生活の質を落とさずに毎月確実に節約できる携帯やスマホの見直しはお薦めです。