投資を始めるなら楽天証券かSBI証券がおすすめですが、どちらにもそれぞれ特徴があって甲乙つけ難いものがあります。
楽天証券はサイトが使いやすいという事と、楽天スーパーポイントがもらえる事が特徴です。
以前はつみたてNISAで毎日積立てをするとポイントが毎日もらえるということもあったようですが、現在は変更されています。しかも、たくさんのファンドに分ける必要もあり投資としてはあまりおすすめできるものではありませんでした。
現行の制度(2020年5月)では楽天カードでつみたてNISAの引き落としをするのがいちばん効率的だと思います。
今回は楽天証券でポイントをもらう方法と注意点、それから実際におすすめの投資方法を説明したいと思います。
楽天証券でポイントをもらう仕組みは大きく分けて4つ
①スーパーポイントアッププログラムが➕1倍に
楽天ポイントを使って500円以上の投資信託を購入すると楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)が+1倍になります。楽天市場でよくお買い物をするという人は倍率がアップしますので、例えば今月楽天市場で50,000円の買い物をすると翌月に500ポイントが付与されます。
SPUについては今回のテーマでは軽く触れるだけにしたいので詳しく知りたい方は楽天のホームページを確認してください。
②ハッピープログラム
楽天証券の投資信託の毎月残高10万ごとに4ポイントが付与されます。資産残高が増えれば増えるほど多くのポイントがもらえる素晴らしい制度ですね。
例えば資産残高が100万円あれば毎月40ポイントがもらえるので年間480ポイント、1000万なら年間4800ポイントもらうことができます。
条件として、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス(マネーブリッジ)を利用する事と、ハッピープログラムに申し込む必要があります。
マネーブリッジは手数料無料で楽天証券と楽天銀行間の資金の移動ができて便利だし、ハッピープログラムとともにデメリットはないのでぜひ申し込んでおきたいところです。
③楽天銀行から楽天証券へのスイープでポイント
投資信託1本(100円以上)の積立で最大3ポイントもらえます。
さきほどのマネーブリッジを申し込んでおくと証券口座にわざわざお金を入れておかなくても、投信の積立てや購入時に楽天銀行から自動的にスイープ(資金の移動)されます。
ただし、ポイントはほとんどつかないのであまり気にしなくてよいかと思います。(月3回がポイント付与の上限で1か月に9ポイントまでのため)
④楽天カード(クレジットカード払い)でポイントゲット
これがいちばんのメインになるかと思います。投資信託の購入を毎月楽天カード払いにすることで購入金額の1%のポイントが付与されます。(月50,000円まで)
例えば、毎月30,000円の積立てで年間3600ポイントが付与されることになりますね。
つみたてNISAでも特定口座での購入も対象になりますし、簡単にまとめると以下のとおりです。
- 投信積立をクレジット決済できる
- クレジット決済だと毎月1日が積立日
- 引落日は他の買い物と同じ毎月27日
- 楽天スーパーポイントが貯まる
- 100円につき1ポイント貯まる
楽天証券で投資をしながらポイントを得る場合の注意点
楽天証券で積立て投資するだけで1%以上のポイントをもらうことができるわけですが、注意点もあります。
投資の目的を忘れない
「なぜ積立投資をするのか」をたまに忘れてしまいそうになる人がいます。ポイントのための積立投資であれば、目的が変わってきてしまいます。
「つみたてNISAで投資をしたら、楽天ポイントがたまたま付いてきた」という感覚でおこないましょう。
リスク許容度以上の投資をしない
こちらも上記項目と同じですが、ポイントのために自身のリスク許容度を超えてしまってはいけません。
1%の楽天ポイントのためにリスク許容度を超えてしまって、暴落時に資産の下落に耐えきらず投資を辞めてしまったり部分的に解約してしまうと本当にもったいないです。
おすすめの投資方法は楽天カードでの「つみたてNISA」一択
最後につみたてNISAで積立投資をしながら、楽天ポイントをゲットするいちばんおすすめのパターンを紹介します。
結論は楽天カードでつみたてNISAをするのがシンプルで効率的です。
楽天カードは一般カードでもゴールドカードなどの上位カードでも積立投資に関するポイント付与率は同じですのでどのカードでもOKです。
楽天カードをすでにお持ちの方は保有しているカードを利用し、持っていない人はまず楽天カードを申し込みます。
そして、楽天銀行、楽天証券の口座開設とつみたてNISAの開設も行いましょう。
ハッピープログラムとマネーブリッジの申し込みも忘れずに行います。
その後、つみたてNISAの口座開設には数日かかりますので開設されたらつみたてNISAで投資積立の申し込みをします。
どのファンドを積立てるかは十分にに検討しましょう。
そして、積立方法をクレジットカード払いにするだけです。100円に1ポイントが付与され、さらに毎月の残高10万に対して4ポイントが付与されます。
あとは、相場が変動しても気にせず淡々と積立をしていくだけです!