リスクもあるみたいだし、お金儲けしなくてもいいんだけど
投資しないと貧乏になる?
なぜ資産運用として投資をした方がいいのか、という事について解説していきたいと思います
物価上昇による資産の減少
物価が上昇する(インフレ)とは、簡単に言うと物の値段が上がるということです 。政府は物価上昇率2%を目指していますが、実際は最近5年間は年間約1%ほど上昇しています。
物価が上がるとお金の価値が下がります。
毎月積立てする事はいい事ですが、5年前の100万円と現在の100万円は価値が違います。インフレの世の中では同じ額面でも価値が減少してしまいます。
例えば毎年1%ずつ物価上昇すると、今は100万円で買える車も5年後には105万円になっています。逆に言うと今の100万円が、5年後には100万円の価値がなくなっていると言えるのです。
長期の低金利時代
日本はバブル崩壊以降、長い間デフレ(物価が下がる)が続いていたので預貯金で預けておけば、低金利でも実質お金の価値は上がっていました。
私も以前は物価が下がって安く物が買えるのだから「デフレでよかった」と思っていました。
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業績が悪化すると従業員の給料が下がります。
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給料が下がると財布の紐が固くなり、人々は物を買わなくなります。
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物を買わなくなると物価が下がります。
デフレスパイラルと言われる負の連鎖ですね。経済も発展しなくなり、給料も上がらなくなります。
ただし、急激なインフレは経済に大きな問題を起こします。
一日で物価が10倍になったりしたら経済は大混乱ですよね。
南米のベネズエラでは2019年1月のインフレ率は268万%といわれ、お金の価値がどんどん下落しました。
100円だった物を買おうとしたら、月末には268万円になってったって感じですね。
そこまでのインフレは先進国では起こらないだろうと言われています。
じゃあインフレとデフレどっちもダメじゃんと言われそうですが、よく言われるのは、約2%のインフレくらいが丁度いいと言われています。
適度に物価上昇しながら経済が発展していくイメージですね。
30年以上前は金利が8%なんて時代がありましたが、現在は超低金利が続いています。普通預金に預けていても0.001%なんて金利ですから、物価上昇に確実に負けてしまいますね。
物価上昇よりも低金利よりも大切なこと
「投資」「必要性」とか検索すれば、もっと詳しい、専門家が書いた記事が読めると思います。ただ、それよりももっと重要なことがあります。
それは投資をして、幸せになって欲しいということです。「お金は汚いもの」「お金がなくても愛があれば」などと言われます。それは正しい事だし、間違ったことじゃないのですが、やはりお金がないと 大切な人を守ることができないのも事実です。
投資は私たち自身を幸せにして、さらに社会貢献にもなる大切なことだと思います。
・低金利が続くため
・自分自身と大切な人を守るため