つみたてNISAとiDeCoどっちがいい?

  • 2020年3月31日
  • 投資
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「つみたてNISA」や「iDeCo」いろんな制度があるけど、結局どれから始めたらいいの?

投資を始めようとしたら、つみたてNISAやiDeCoなどお得な制度があるけれどそれぞれメリットもあればデメリットあります。

どちらも限度額いっぱい積立てができればもちろんいいのですが、給料など入ってくるものは急には増えないし、どちらから始めたらいいのか迷う人もいると思います。

つみたてNISA」を始めるべきか「iDeCo」を始めるべきか、それとも両方を少額ずつ始めるのか…

悩んで始められないのならもったいないですね。

まずはつみたてNISAを優先

もし、どちらを始めるか悩むのであれば「つみたてNISA」を始める事をおすすめします。

余裕があれば後からiDeCoも始めてみてはいかがでしょうか。

両方に少額ずつ積み立てることもできますが、iDeCoは少額だと手数料や積立期間の関係でデメリットが大きくなる場合があるのでおすすめはしません。

つみたてNISAとiDeCoの特徴とメリット

つみたてNISAiDeCo
流動性いつでも解約できる60歳まで解約できない
手数料ファンドの信託報酬商品によっては信託報酬がかかる
運用管理手数料
税金控除なし掛金が全額控除
年間上限額400,000円職業、勤務先等によって
144,000円~816,000円
投資対象金融庁の基準を満たす投資信託・ETF投資信託・保険・預金

つみたてNISAは流動性が高い

つみたてNISAのメリットは流動性です。もちろん投信やETFなので価格の変動はありますが、お金が必要な時にはいつでも解約ができます。

これからいつお金が必要になるかわかりませんし、流動性(いつでも解約できる)と何かあった時にはいつでも対応ができます。

iDeCoは税金の控除が最大のメリット

iDeCoなら拠出額は全額控除されます。所得がない専業主婦や無職の方にはメリットがありませんが、サラリーマンや自営業など所得のある方は税金が安くなります。

例えば、一般的なサラリーマンであれば月々10,000円の積立額だとすると、所得税約12,000円、住民税約12,000円合わせて24,000円が年間にそれぞれお得になります。

もしも30歳から60歳まで積立てたとすれば30年間で720,000円も税金が安くなりますので税金の控除を考えられている人にはおすすめです。

迷うなら「つみたてNISA」

「税金の控除ができるiDeCoもいいな~」と迷う人もいると思いますが、迷うのなら断然「つみたてNISA」をおすすめします。

理由はiDeCoは正式名称「個人型確定拠出年金」といい年金の仲間です。資金の目的が年金であれば税金の控除という最大のメリットを受けながら年金を準備できる素晴らしい制度だと思います。

iDeCoを利用するかどうか迷っている人には是非おすすめします。

しかし「つみたてNISA」と「iDeCo」で迷っているという事は資金の目的が決まっていない可能性が高いと考えられます。

もしそうであれば、iDeCoは「途中で資金が必要になって解約したい」場合解約ができませんし「毎月の積立が厳しくなった」時に積立を止めても運用手数料を月に最低66円は積立てた資産から差し引かれます。

このデメリットは大きいので、「つみたてNISA」「iDeCo」で迷っている人はまず、「目的が決まっていない資金」なのか「年金」か資金の目的をよく考えて決めると良いのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!